デジタル資産のユニバーサル元帳Po.et
Po.etは暗号通貨などのデジタル資産のメタデータと所有権情報を記録することを目的に設計され、世界中のネットワーク参加者が共有できるオープンなユニバーサル元帳である。
集中メディアアプリケーションと分散メディアアプリケーションの両方に対応でき、世界で最も確実性の高いデジタル資産の記録元帳となることを目指し、主要な目的としてデジタル資産の公開をはじめ、ライセンスや認証のプロセスを簡素化するプラットフォームとなることが期待されている。
パブリッシュ業界にも
Po.etはブロックチェーンの非財務的アプリケーションである存在証明(Proof of Existence)をベースに開発された新たなプラットフォームであり、ビットコインのブロックチェーン上にオープンプラットフォームを構築することで、世界で最も信頼性の高いデジタル資産の記録を作成することを目指している。
記録された情報はネットワーク参加者によって共有され、標準的で拡張可能なメタデータ形式を用いて相互運用可能でスムーズなアプリケーションを構築するフレームワークとして役立てることができる。
ブロックチェーン技術を用いて、金融アプリケーションのプラットフォームとして機能できる不変的で分散した会計帳簿を作成することにより、現在の金融業界だけでなく、出版業界の変革をすることを目指している。
ブロックチェーン技術を活用することで、金融取引をはじめ、共有できる新しいモデルの基礎を築くにあたって資産の記録や管理、分析をはじめ、データの存在と帰属の完全性をサポートできる。
Po.etは出版社や編集者、コンテンツ制作者とますます普及、発展が期待されるデジタルメディア業界における価値と信頼を結ぶ橋渡しとして機能することも目的にしている。
主要な目的や役割
Po.etの主要な目的はデジタル資産の公開やライセンスや認証のプロセスを簡素化するプラットフォームとして機能することであるが、それだけでなく、出版業界におけるパブリッシングプロセスを単純化し、ドキュメントの完全性やライセンスや裁定、解析やネットワークを介さない直販からデジタルアトリビューションに至るまでの問題を解決することを目指している。
Po.etはスマートコントラクト機能にアプリケーション機能を組み合わせたブロックチェーンベースのプラットフォームとして使うことができ、デジタルクリエイティブ作品の配信を容易にするとともに、現在抱えている出版社とデジタルメディアにおける垣根や競合などの問題を解決して、パブリッシャーやアセットクリエイターの参入障壁を取り除くことが期待されている。