この研究は、SAILが開発を進めております「メロディ言語」の基盤となる文法体系の確立とその検証を行うことを目的としております。
(詳細は「人工知能学会誌2017年3月号No2 172pー179P/シーマンは来るべき会話型エージェントの福音となるか?斎藤由多加インタビュー」に詳しく紹介されておりますのでご参照ください。)
共同研究のパートナーである内田諭准教授は本プロジェクトに関して以下のようにコメントしております。
「メロディ言語は、プロジェクトの中心におられるのがエンターテイメント業界の方だったからこそ発想し得た、日本語処理の画期的な出口戦略だと思っています。言語処理の専門家では決してここまで大胆な仮説は作れなかったと思います。さらにいえば、本プロジェクトは、単なる研究活動と違い実践的な成果物が伴っているのも特徴です。参加メンバーとして、そして言語処理の研究者として、このプロジェクトはとても楽しみです。」
今後の研究開発の進捗があり次第またお知らせいたします。