病院で療養中の患者には、抗がん剤や放射線治療等の副作用による脱毛や爪の変色など外見の変化に悩まれる方が多くいる。
同社が2002年9月から展開する病院内ヘアサロンは、患者のQOL(Quality of Life)向上を目的に病院内に常設している理美容室、シャンプー、ヘアカット、カラーリングといった一般的な理美容サービスの提供だけでなく、脱毛に関するご相談、医療用ウィッグの取扱いやアフターサービスの実施、メイク・ネイルの施術など、患者さまの生活を支援するアピアランス(外見)ケアをワンストップで提供する。
今回オープンする店舗には、より患者にとって利用しやすい機能を搭載した新移動式理美容イスを導入した。
同社は患者への負担を考慮し、2012年から病院内ヘアサロンにお越しになれない患者に座ったままカットやシャンプーが提供できるように、移動式理美容イスを導入している。
従来同様にベッドからの移乗ができることはもちろん、顔そりも対応可能となるなど、患者の負担をより軽減した形に進化し提供する。