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バイオベンチャーの糖鎖工学研究所、日本触媒と業務提携 先端巨大症薬を共同開発へ

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バイオベンチャーの糖鎖工学研究所と日本触媒【4114】は、共同で「糖鎖修飾ソマトスタチンアナログ」(以下「G-SRIF」)の共同開発を実施することで合意したと発表した。

日本触媒は、両社の関係強化と共同開発の推進のために、糖鎖工学研究所が第三者割当増資により新たに発行する普通株式 400,000株を引き受け、発行済株式総数の 9.59%を取得する予定。

G-SRIFは、ヒト生体内に存在するソマトスタチンにヒト型糖鎖を付加させた、新規ソマトスタチン誘導体で、ソマトスタチンは、生体内で成長因子の産生抑制を行うという。
G-SRIFは、全ての受容体との親和性を維持し、更に生体内動態も飛躍的に改善された次世代のソマトスタチンアナログある。5 種の受容体の機能は未だ全容は解明されておらず、G-SRIF のようなマルチ親和能を有するソマトスタチンアナログは、新たな効能が期待されている。
今回、糖鎖工学研究所と日本触媒は、第一のステップとして先端巨大症を対象としたG-SRIFの共同臨床開発を行い、2016 年4月には治験申請を実施する予定。


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